大学生=ボランティアという雰囲気がありますが果たして本当にそうなのでしょうか?
この記事では徹底解説していきます。
管理人について
・大学時代は1年間「IVUSA」でボランティア活動をしていた
→「IVUSA」に関する噂の検証記事等はうれしいことに好評をいただいておりますのでぜひチェックしてみてくださいね!
・結局続かず、ガクチカは別のことに切り替え就活した
・ホワイト企業に徹底的にこだわり企業分析をし多数のホワイト企業から内定を得た
・その経験を活かしホワイト企業就職に役立つ情報を発信中
この記事で分かること
・【大前提】ガクチカにおいて重要なことは
・大学生のボランティアは就活に役立つのか
・大学生ボランティアの実態
・大学生はボランティアをすべきか
【大前提】ガクチカにおいて重要なことは
ガクチカとは就活での鉄板質問の「学生時代力を入れたこと」の略語です。
ボランティアが就活に役立つかを考えていく前にガクチカにおいて重要なことを1つご紹介します。
サイトや書籍などは「その活動からどう考えたか」などが重要とありますが、
私が同等レベルで重要だと考えるのが「継続して行ったか」です。
つまり「継続して何かを行い」「そこからどう考えたか」がガクチカにおいて重要なのです。
大学生のボランティアは就活に役立つのか
「役立つと言えば役立つ」が
「うまく活用し役立たせるのが難しい」が結論です。
これを読み解くために大学生ボランティアの実態を見ていきましょう!
大学生ボランティアの実態
大学生のボランティア活動としてイメージしやすいのはなんらかのサークルに入るということでしょう。
皆さんの通われている大学にも「ボランティアサークル」なるものが数個はあるのではないでしょうか?
そしてボランティアサークルは大きく2つに分類できます。
1つ目は大規模サークル(学生団体の一支部として存在する)
2つ目は小規模サークル(大学内のサークルとして完結)
この2つによってかなり実態が変わってきます。
それでは1つずつみていきましょう。
大規模サークルの実態
組織自体が学生団体に所属し、その一支部として存在する形をとります。
例 ユートピア学生ボランティア団体なるものがあり、その支部として東京大学支部、京都大学支部が存在
活動は学生団体という規模のメリットを活かして国内外、数日間かけての活動が可能です。
各支部ごとの活動、学生団体全体の大所帯での活動があります。
大学生ボランティアとして最も有名な「IVUSA」もこの形式です。
学生団体ですので運営費など当然必要です。
その分入会金や参加費も高くなる傾向があります。
学生団体はNPO法人が運営しているものが多く、そこに所属する人への給与が必要です。
その資金源も考慮し高くなる傾向があります。
※NPO法人は非営利組織ですが構成員の給与は出ます
組織の特徴として大規模活動ができることから「ガチ」な雰囲気の人が多いです。
なんとなくのノリではなくて大学生活を賭ける活動にボランティアを活用したい人には向いています。
そのガチなこともあり継続して続けられる人は少ないです。
小規模サークルの実態
組織は大学に帰属し活動します。
大学にある通常サークルとなんら変わりません。
といった形式です。
活動はそこの大学のみ(学生町の場合であれば近隣の大学が参加するインカレパターンもあります)
あくまで大学規模ですから活動は地域密着型が多く、拘束時間も長くて1日、平均は数時間のものが多いです。
大学が運営している公認サークルなので比較的お金は安いです。
学生団体とは異なり、組織運営費がかかったり、誰かの給与が必要ということはありません。
ここに参加する人はライトな気持ちで参加する人が多いです。
雰囲気としてはゆるめです。なんとなくのノリで続ける人が大半です。
活動もそこまで「ガチ」ではないのでライトな気持ちで継続しやすいといえます。
大学生はボランティアをすべきか
いろいろな知見を広げてみたいという意味でやってみるのは最高です!
し・か・し
就活で役立つからやるのは時間とお金がもったいないです。
最初の項目でも述べましたが就活で役立たせるには「継続」が重要です。
普通の学生はボランティアを継続して就活期(ESを完成させる3年の春休みごろ)まで行うことは難しいです。
大学生活は楽しすぎることが他にもたくさんあります。
旅行、ゼミ活動、バイト、恋愛、学部友達との遊び、留学etc
これらを考えたときにボランティアを継続させることは難しくないですか?
つまり「就活で役立たせる」ということを考えずともボランティアをやってみたいと思うならばぜひ入ってみましょう。
ココでの注意点ですが、自分がガチガチにボランティアをしたいのか、ゆるくやりたいのかをよく考えて入るボランティアサークルを決めましょう。
自分の目的にあったサークルに入ればミスマッチも起こりにくくお金や時間の無駄を防げますね!
この記事を読んでくださっている人は私みたいに間違えないように気をつけてくださいね。
まとめ
・ボランティアをしたからといって就活に役立つわけではない
・就活でボランティアを役立たせるには「継続する」ことが大切
・継続率を上げるために自分にあったボランティアサークル・団体を探すことが最重要
大学生活はボランティア以外にもたくさんの楽しいことがあります。
損得勘定で考えずに自分が興味のあるものにどんどん挑戦してみましょう!