- そもそも簿記2級ネット試験の概要って?
- 簿記2級のネット試験の問題は仕訳の寄せ集め?
- 1簿記受験ナビの仕訳100問を完璧にする(大問1~3対策)
- 2過去問の仕訳問題を完璧にする(中古の過去問でいいです!)(大問1対策)
- 3大問3の仕訳部分のみを解きまくる (大問3対策)
- これであなたも仕訳名人
本記事ではネット、ペーパーに関わらず役立つ情報を書いていますので簿記2級試験を受験予定の方は最後までチェックしてください!
そもそも簿記2級ネット試験の概要って?
これまでの記事で簿記2級ネット試験の概要や勉強方法を書いていますのでまずこちらをチェックしていただいた後にこの記事を見るとより効果的ですのでぜひご覧ください。
簿記2級のネット試験の問題は仕訳の寄せ集め?
ここで簿記2級の試験構造を改めてみてみましょう。(ネット、ペーパー共通)
大問1 仕訳×5(シンプルに仕訳問題)
大問2 有価証券や商品など(仕訳を書けなければそもそも解けない)
大問3 連結会計、精算表、貸借対照表(仕訳を書けなければそもそも解けない)
大問4 工業簿記(仕訳能力が問われることはそこまでない)
大問5 工業簿記(仕訳能力が問われることはそこまでない)
という感じですね。
商業に関しては仕訳を書く→表を埋めていくというスタイルの解き方になりますので正しく仕訳を書けなければ高得点を取るのは難しいです。
いくら営業利益、経常利益の出し方を分かっていてもそれを導いていくための数字が分からなければ解けるはずがありません。
商業で一番点を取りやすく落とすと致命傷になるのは大問1なので大問1の対策を中心に行う必要があります。
それでは簿記2級にネット試験で合格した私が実際に勉強して効果的だった仕訳の勉強方法を解説していきます。
1簿記受験ナビの仕訳100問を完璧にする(大問1~3対策)
これが一番の対策です。簿記受験ナビとは簿記に役立つ情報がまとめられているサイトで、1度はご覧になったことがある方も多いかと思います。
そしてそのサイトの中に無料で使える仕訳問題があります。
この問題は管理人様が重要度の高い順に問題を過去問等からリストアップし数値を変え作問してくださっております。
解説もしっかりしており間違えても復習が簡単にできます。
また構成は重要度別にAとBで50問ずつ分かれていますがAだけでなくBもやり完璧にしましょう!
ちょうど引っ掛かりやすいひっかけや試験で差がつきやすい問題も多く収録されているので何回もやってみましょう!私は5周ほどやりこみました。
2過去問の仕訳問題を完璧にする(中古の過去問でいいです!)(大問1対策)
1の対策が終わった後に時間があればこれもやってみる価値ありです。
過去問は12回分の問題が収録されているため12×5=60回分の仕訳問題を解くことができます。
ここでポイントなのは使用する過去問は最新版でなくても良いということです!
ネット試験では問題がランダムに出される仕組み故にどの問題を解いても問題ありません。
ということで中古で売ってる過去問を安く買い対策してしまいましょう。
(ネット試験では過去問を必要としないのでわざわざ高い最新版を買う必要がない)
3大問3の仕訳部分のみを解きまくる (大問3対策)
大問3といえば連結、損益計算書、貸借対照表が中心となる高難易度の箇所です。
この箇所ではもちろん表のどこに何を入れば分からず解けず点数がでないということもあります。
ですが実際はそれに至る仕訳が正しく書けないから点数が取れないのです。
そこで大問3の仕訳箇所(各問題ごとに10問ほど仕訳があります)を完璧になるまでやりこみましょう!
使用する教材は自分の持っている問題集で大丈夫です!
多くの仕訳は1の対策問題で対策できますが保険料の一年基準など大問3特有でかつ頻出なものもあるのでこの対策は大切です!
これであなたも仕訳名人
1~3の対策をしっかり行えば仕訳で大きく崩れることはありません。地道な作業ですが一つ一つ仕訳の苦手箇所をつぶして合格を目指しましょう!